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miemiとミーミとmiemiの部屋

miemiとミーミとmiemiの部屋

病院に行くきっかけ

この病気にかかる前は「所詮、他人事・・・」と軽視していたあたし。仕事も真面目にやっていたしできていました。しかし、次第に仕事に行けなくなってきた。風邪を引いたわけでもなく具合が悪いわけでもない。今までは風邪で多少具合が悪くても這ってでも行ったものがみるみる仕事を休むようになっていきました。今考えればこんな症状はあったかもしれない。ただあたしは無理やりにでも行かなければいけないと気をパンパンに張っていた。そう、もう中学の時から・・・成績は落としてはいけないというプレッシャー、少しでもいい学校への高校進学のため塾にも通った。親の志望の高校に入り親の期待を裏切ってはいけないというプレッシャー、あたしには青春時代を感じる事はなかった。高校の次・・あたしは「専門学校に行きたい」と懇願したが却下されてしまい親の希望通り短大に入った。初めての1人暮らし。そこでなんだか解き放たれたような気分になった。学校にはほとんど行かず前期の時点で留年決定。でも心の病はどんどん進行していたと今のあたしは思う。学校に行かなかったのは友達と遊びまわってたわけでもない、ただ部屋に1人でいるのだ。引きこもりだ。心はSOSを出していた。前期の時点で留年決定だったにも関わらず2年間は1人暮らしをさせてもらった。でもさすがに3年目は許してもらえなかった・・強制送還・・地元に戻り仕事を始めた。仕事は転々としたもののそれなりにきちっとやってきた。それが当たり前だった。
「それがいつしか行けなくなってしまっている。」自分を責め、何もかもが嫌になり始め軽い自暴自棄に・・見かねた母が「病院に行ってみたらどうだろう」と言った、しかし当時のあたしは「精神科」なんて嫌だ!!先入観が先走り拒み続けた。・・状況は悪くなるばかり・・知人や当時付き合っていた男に次々騙され借金が溜まり始めた。あたしの行く場所はなくなってしまった・・・どんどん底に落ちて行く・・・そんな折市内に「メンタルケアセンター」なるものができた。横文字を並べて今風にした感じだ。結局は「精神科」・・・底に近づいてきて怖かった。重い口を開けて母に言った「病院に行く」・・・渋々、真新しい「メンタルケアセンター」に足を踏み入れた。意外にも人がいる、診察を待ってる人が・・・診察の前に簡単なカウンセリングがあってその後先生と対面。始めの診察では「軽いうつですね」と言われた。そこであたしは「うつ」だと言われた。


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